「ぐるっとパスは、お得に美術館を巡れるチケットというより、『行こうと思いながら行けていなかった場所へ背中を押してくれるチケット』でした。 2か月という短い有効期限に追われながらも、結果的に10施設を巡り、3280円分お得に。計画を立てる楽しさも含めて、東京散策が忙しくも充実した2か月になりました。
- どこを回るかの計画
- 岡田謙三展
- 美を味わう ―懐石のうつわと茶の湯
- 六義園
- ニッポン再発見-異邦人のまなざし-
- 小村雪岱のすべて
- 熊谷守一美術館 41 周年展 守一と故郷。
- 林芙美子記念館
- 江戸東京博物館
- 長谷川町子美術館
- ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
- こんな人におすすめ
- 結果・総評
どこを回るかの計画
以前から気になっていた「ぐるっとパス(2500円)」を買ってみました。有効期限が2ヶ月は短い!と思うのですがチャレンジです。(せめて3ヶ月にしてほしい!)
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
ちょうどいくつか行きたいところがあったので、念入りに計画しました。ルーシーリー展が始まるのが7/4からというのがちょっとネック。てことは5/4より前に行こうと思っていたところは行かないほうがいいということか。
さらに、今年も5月には「東京建築祭」を巡るのでなかなか忙しい。有効期限2ヶ月なのでエクセルで綿密に計画を立てました。色付けは同日行けるところです。この内容だと4680円お得!という計算です。

岡田謙三展
目黒区美術館
https://mmat.jp/exhibition/archive/2026/20260221-472.html


これを見たかったけど、ルーシーリーとの兼ね合いからギリギリまで我慢しました。笑。目黒区美術館は初めて行ったところだけど、図書館やテニスコート、プールなど一帯にあり、ゆったりとしたところでした。大きなキャンパスにグラフィカルな作品は見ていて楽しかった。
美を味わう ―懐石のうつわと茶の湯
静嘉堂文庫美術館
https://www.seikado.or.jp/exhibition/current_exhibition/

閉館30分前に着いたので焦った!焦って内容が頭に入らず、図録を買って帰りました。でも器は美しかった!ぷっくりシールが話題でした。笑
六義園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/rikugien/index.html

桜のシーズンは夜間ライトアップがあるというのをきっかけに知った六義園。池は広く手入れされた松や庭園、お茶屋さんは、金沢の兼六園を思い出させる雰囲気でした。
ちょうど紫陽花が咲く頃で、咲きはじめましたという看板が。先日の鎌倉明月院は紫陽花はこれからだったので気になりました。行ってみると紫陽花の赤ちゃんという感じで可愛かった。
散策するコースがいくつかあるのですが、どのコースに行くか迷いますね。どれも見える景色が変わって、あっちも良さそう、こっちも良さそうとなります。紅葉シーズンもまた違った景色になりそうです。
ニッポン再発見-異邦人のまなざし-
東洋文庫ミュージアム
https://toyo-bunko.or.jp/museum-exhibition/2386/

六義園から徒歩3分のところにあり、今年リニューアルオープンした東洋文庫ミュージアムでは、企画展「日本再発見ー異邦人のまなざしー」を見てきました。書庫の造作が圧巻です。
小村雪岱のすべて
千葉市美術館
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/26-4-11-6-7/

ハイセンスな絵が素敵だなと、チラシを見て思い、見にいきました。青柳、雪の朝、落葉がとっても好きです。構図が贅沢な余白の使い方でハイカラな感じがします。千葉までの遠征、1日かかってしまう、、
熊谷守一美術館 41 周年展 守一と故郷。
熊谷守一美術館 豊島区
https://kumagai-morikazu.jp/exhibition/65O1e76Y

この山の絵に惚れて見にいきました。館内のサインなども遊び心があって、なんとなく柚木沙弥郎さんを思い出しました。線が楽しい。
林芙美子記念館
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/fumiko/12/

熊谷守一美術館から歩いて30分ほど。この類の家はいくつか見たことがあって、まあどこも似てるなという印象ではありますが、人の家を見るのは楽しいです。中でもキッチンが見られたのは生活感を感じられて良かったです。
江戸東京博物館
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

あまりに広くて2〜3個の展覧会を見た気分でした。文化から生活から何から何まで展示されていて、ものすごい見応えです。一番面白かったのは、旅行に持って行った小物たち。コンパスや、携帯枕、弁当箱、蝋燭立てなど。携帯できるサイズ(といっても大きいですが)今でいうインスタのバッグの中身的な!?笑。写真はこちらに↓
長谷川町子美術館
https://www.hasegawamachiko.jp/

閑静な住宅街の中に品よく佇んでいます。記念館と美術館があって、両方見られました。記念館の方がサザエさんの色々が展示。創刊からの表紙は圧巻でしたし、今でもおしゃれに見えるデザインでした。グッズもなかなか良かった!
ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/lucie-rie/

ルーシーリーの器はとても日本に親和性が高いなと思ってチャッピーに聞いてみた。日本の何かに影響を受けたというより、引き算の美がある、完璧じゃないところが美しい、余韻を見せる、使うことを前提にしている、との回答。実際に日本の陶芸家たちと交流があったけど、日本の何かを真似した訳ではない。日本の美意識が自然に共鳴したとのこと。なるほど〜。
ぐるっとパスの期限ギリギリで行けました。達成感!
こんな人におすすめ
・月に数回、美術館へ行く人
・東京散策が好きな人
・今まで行ったことのない美術館へ行くきっかけが欲しい人
結果・総評
途中で息切れしたのと、台風予報や今後の楽しみにも取っておこうと思い、山種美術館と泉屋博古館には行きませんでした。行ける時に行かないと!と焦ってしまう。本当に本当に有効期限を3ヶ月にしてほしいです。
行こうと思っててもなかなか行かない場所もあるので、ぐるっとパスがあることで行くきっかけになるのはいいなと思いました。東京ならではの楽しみでもあります。