松本といったら民藝。それくらい民藝とゆかりのある町です。その視点で松本を巡ると味わい深いかもですね。
松本民芸館
松本民芸館は、長野県松本市に位置する民芸品に特化した博物館。民藝好きな方なら訪れたいところです。1941年に開館、創設者の丸山太郎(1890-1980)が日本の民芸運動の一環として設立しました。民芸運動は、柳宗悦を中心とした工芸家や思想家たちが、手仕事による日用品の美しさと価値を見直す運動で、松本民芸館もその思想を体現しています。
松本民芸館のコレクション
松本民芸館は、日本全国から集められた民芸品を展示しています。陶器、木工品、織物、紙工品など、多岐にわたる品々が展示されています。また、創設者の丸山太郎自身が収集した約7,000点の民芸品も所蔵しています。
建物
建物自体も魅力の一つ。日本家屋の伝統的な建築様式で建てられており、館内の雰囲気と展示物が調和しています。庭園も美しく手入れされており、四季折々の風景を楽しむことができます。
企画展
常設展のほか、定期的に企画展も開催されています。企画展では、特定のテーマに沿った民芸品や作家の作品が展示されることが多く、訪れるたびに新しい発見があります。
教育活動
民芸品に関するワークショップや講演会も行われています。これにより、訪問者は民芸品の制作過程や歴史、文化について学ぶ機会が提供されています。
アクセス
松本民芸館は松本市の中心部から少し離れた場所にありますが、市内のバスやタクシーを利用することでアクセスが可能です。また、車でのアクセスも便利で、敷地内には駐車場も完備されています。
見どころ
民芸品の美しさ
日常生活で使われる道具に美を見出す民芸運動の精神が反映された展示品の数々。
日本の伝統文化の理解
各地の伝統工芸品を通じて、日本文化の多様性と歴史を学ぶことができます。
静寂な環境
落ち着いた環境の中で、展示品をじっくりと鑑賞することができます。
松本民芸館は、日本の民芸運動の精神と美意識を感じることができる貴重な場所であり、民芸品や日本文化に興味がある方にとって必見の施設です。
柚木沙弥郎 92年分の色とかたち
こちらの本の中で、松本で柚木さんの作品が見られるお店などが紹介されてました。さすが民藝の街、松本です。ハガキやパッケージ、パンフレットや館内に飾られているタペストリーなど、色々あります。松本巡りに良さそうです。
ちきりや工藝店
あがたの森文化会館
松本ホテル
しづか(居酒屋)
開運堂本店
たくま(カレー)
菊之湯(旅館)
松本民藝家具
松本十二ヶ月
松本繋がりでもう1冊本を持っていたので紹介してみます。インテリアのスタイリストで松本に住んでいる(いた?)伊藤まさこさんの本です。月毎に楽しむ松本の暮らしが描かれていて、豊かでした。生活者の視点から楽しむ松本が伝わります。