moca tabi

主に出張とプライベートの旅の記録+東京ライフ

アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命

実は、昔から海外の「リゾート地」というものにあまり興味がありませんでした。きれいな海や砂浜は写真を眺めていいな〜と思うものの、なんとなく生活水準が低い土地で、申し訳ない気持ちになるからだと思います。実際、アマンのスタッフが自分たちの年収分を1泊で使うのね〜というような愚痴を言っていたとかいないとか。

アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命

アマンとは、アジアリゾートの最高峰です。そのアマンが東京、三重、京都にできました。それにもあまり興味がなかったのですが、広島の瀬戸田に、アマン創業者のゼッカさんが作った旅館「Azumi Setoda」ができたということで、俄然興味が湧きました。
「Azumi Setoda」のグラフィックを担当しているデザイン会社にも注目していたのですが、代表の方のnoteにもゼッカさんについて書かれていて、この本の紹介があり読んでみようと思いました。
 
 

 
 
この本を読んだ結論として、あとがきに一番興味あることが書かれていました。それ以外は歴史の勉強のようで、読むのが辛かったです。登場人物多すぎで覚えられないし、話も場所もあちこちに飛ぶ飛ぶ。頭の中で繋がりにくかったです。数ヶ月もかけてよく読んだなぁ私、と思います。読んだのかな?笑
あとがきに書かれていたのは、京都の老舗旅館「俵屋」の女将とゼッカさんの対談をしたという話です。その対談は婦人画報に掲載されたようですが、アマンダリと俵屋の二つは「その場所独自の文化に根をはった建物だということ」で「似ている」というところが対談で話されたようで、興味深かったです。その対談を読みたい。
そして結論として、アマンにも行ってみたいと思いました。笑
 
 
Azumi Setodaにもいつか行ってみたいと思ってます。オフィシャルサイトの情報の少なさは、ほんとにすごい。売る気あるのでしょうか?と思ってしまいますが、嗅ぎ分けた好きな人が集まってくるから匂いだけで良いのでしょうね。