今回も日帰りです。駅近の「KCTP 京都駅サイクルターミナル」でレンタル自転車でミニベロを借りました。1日借りて1300円です。18時閉店なのでそれまでに返却しなくてはなりません。借りてすぐ目的地へ。
- 閉店1週間前に滑り込みできた「エフィッシュ(閉店)」
- 河井寛次郎記念館
- 建仁寺
- デザイナーが作った文房具のお店「裏具 (閉店)」
- リグナム(一服)
- 「南禅寺」の非日常
- センスのよい日用品「おうち」
- ARTS&SCIENCE
- 一保堂茶舗
- 内藤商店
- 錦天満宮
閉店1週間前に滑り込みできた「エフィッシュ(閉店)」
20年近く前、当時働いてた設計事務所にアップルへ引き抜かれたプロダクトデザイナーの方の壮行会のfaxが届いた。その前からその方の存在は知っていたのだけど、faxを見て京都のエフィッシュに行かなきゃと思った。エフィッシュはその方が作ったカフェなのです。
前回の京都は時間切れで行けず、今回お店がもうすぐ閉店するというのを知り、閉店1週間前くらいにあわてて来ました。
1999年に開店してまるまる20年!鴨川からの風が通り抜けるのが最高に気持ち良い造りのお店でした。開店数分前に入ったのに、すでに川に面した席は埋まっていたので川が見える席に座りました。川からの風が気持ち良い。この気持ち良さ、何かの感覚に似てるなーと思ったのが、波を見てる感じ。永遠にここにいられます。
その後も続々とお客さんが入ってきました。みなさん惜しんできているのか、いつもきているのか。愛されてるお店という印象です。
90年代にできたカフェは作りが良いですね。ほんとに良いカフェでした。なくなるなんて残念すぎます。サクッと検索すると、アップルファンの聖地になってるみたいです🍎
河井寛次郎記念館
エフィッシュで朝ご飯を堪能した後は、こちらも前回行けなかった「河井寛次郎記念館」へ。見学してこの家の風景を見て「生活を楽しむということは、自然を取り入れる前に、一旦受け入れるということかな」とふと湧いてきました。ここに行ったのは2019年10月。この次の週はけっこうな大型台風でした。北陸新幹線が水に浸かってる写真が衝撃でした。2018年も大型台風で関西は被害にあったし。自然災害を繰り返してきて、今に至っているわけですよね。と、腑に落ちるところまで解説するにはまだまだ言葉が足りない。。。
建仁寺
清水寺へ行こうと思ったけど、人と車が多すぎて自転車を押して歩けそうもないので建仁寺へ行きました。奉納された襖に、屏風の数々、庭園と、見所がたくさんあります。法堂の天井には圧倒的な双龍図がありました。
デザイナーが作った文房具のお店「裏具 (閉店)」
建仁寺から歩いてすぐの「裏具」はグラフィックデザイナーの方がやっているお店だそう。ここが最高でした。何より紙の商品力がすごかった。小さなメモ帳やポチ袋。サイズもシュッとして素敵でした。お店の佇まいも京都らしく狭い路地を入った奥まったところにあります。お店に入るといかつい体型の外国人観光客が2人。ちいさなちいさな紙のプロダクトを手にとっていくつかお買い上げしてました。お土産かしら。
写真集のようなものがあって購入。琵琶湖そばにあった1日1組の「湖里庵」という宿の四季のリーフレットが、たまってきたのでまとめたものだそうです。写真がきれいで綴じ方も凝っている。ちなみにその宿は2018年の台風21号の時に全壊してしまったとのこと。
リグナム(一服)
南禅寺へ向かう途中、ちょっと小腹が空いたので「リグナム」というカフェによりました。ここの2階は器のお店「essence kyoto」と、後で知る。
「南禅寺」の非日常
京都に来るたびに、なにか一つは歴史的建造物を見ようと今回は「南禅寺」にしました。南禅寺を歩いていて久しぶりに非日常を感じられました。どこかに出かけても、ついつい仕事目線で見ることが多いけど、この時は完全に観光していました。そう思うと、京都の観光力はやっぱりすごいです。
センスのよい日用品「おうち」
「おうち」はインスタ見て気になっていたお店。日用品などのセンスのよい雑貨が売っています。小さなお店だけど品揃えが抜群でした。
ARTS&SCIENCE
4店舗全部回りました。どれも少しずつ違う意匠でした。
一保堂茶舗
観光客でごった返していたのですぐに出ることに。
内藤商店
ほうき、たわしを見てから錦天満宮へ。そして、御箸司市原平兵衛でお箸を見る。種類が多くてどれを選んで良いか分からず、次回また来る。
錦天満宮
そろそろ時間切れです。大通りは混んでいるので、道を1本ずらして自転車を飛ばしてレンタル自転車のお店に戻りました。今日も今日とて胸がいっぱい。
次から次へと行きたいところが増える京都。そろそろ1泊くらいしないと回れない気がしてきました。
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