少し前に「森鴎外記念館」の外観がかっこいいことを知って気になっていたのと、この記事を読んだのがきっかけでさっそく行ってみました。森鴎外記念館がある千駄木の街もおそらく初めて降りるところでブラブラしてきました。少々坂が多い街でした!
森鴎外記念館「鴎外の食」
建築は陶器二三雄さんという方でした。初めて名前を聞いた(見た)。シャープでかっこいいです。エントランスの雰囲気が好きです。
鴎外は衛生面で気を使っていた、季節の野菜や漬物を好んでいた、あたりの食生活に共感しました。そして何事も記録しておくことは、今後のためいつかのために大事だなと思った次第です。誰かの食べているものを知るのはちょっと面白いですね。哲学が見え隠れするところが興味あります。
明治8年創業の「菊見煎餅総本店」
「鴎外の食」の展示の最後に森鴎外が行っていたお店が紹介されていました。その中にいくつか現在も営業しているお店があり、ちょうど記念館から歩いて5分ほど近くにあるこのお煎餅屋さん「菊見煎餅総本店」に寄りました。明治8年創業。歴史を感じる店構え。並んでるお煎餅はどれもおいしそうです。
甘せんべいと柿の種を買ってみました。手作りのせんべいは、ざっくりとした食感がすごく美味しく感じました。よく、手作り豆腐や手作り蒟蒻が美味しいあれと同じ理由のような気がします。味が染み込む感じが強いからでしょうか。また近くに寄ったらリピしたいと思います。ロゴもなんだか素敵。
喫茶ニトでカハビ・プッラを
どこかでお茶をしようと谷中銀座の近くにある喫茶店で休憩。フレンチローストが美味しかった。サードウエーブ系のコーヒーもいいけど、こういうしっとりとしたネルドリップもやっぱりいいなと思います。サンドイッチのパンがペリカンの食パンを使用というのが気になったけど、糖分を欲していたのでシナモンパンにしました。京都のパン屋「キートス」特製の「カハビ・プッラ」というそうです。難しい!笑。でも京都のパン屋さんを1件知れました。
テーブルが小さめでこじんまりとした喫茶店でした。
長く東京に住んでても行ったことのない土地がまだまだたくさんあります。千駄木もそうでした。以前谷中を歩いたことがあるのですが、そこと近くて頭の中でつながりました。そういうのも楽しいものですね。