以前から行きたかった「KYOTOGRAPHIE」へ行ってみました。今年で10周年だそう。歴史ある場所を会場にした写真の見せ方、見え方に期待。ゴールデンウィーク前にと思って4月中旬に行ってきました。
会場は大まかに4つ。私は1日目は祇園+岡崎エリア、2日目は烏丸+出町枡形商店街エリアのコースにしました。会場によって休みの日や空いている時間が異なるのでその調整も考慮して無駄のないようにプランニングして決めました。
京都に着いてまずはホテルにスーツケースを預けます。バスを乗り回すので「1日バス乗車券(700円)」を購入。今回はバス停で3つ目にあるhotel tou nishinotoin kyotoに宿泊です。前回は駅から離れていて、帰りにスーツケースを取りにいくのが面倒だったので近くにしてみました。
- 両足院
- そわか(ランチ)
- 京都市美術館 別館
- 琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン
- 思文閣
- y goin
- Sfera
- ASPHODEL
- ZEN CAFE(一服)
- 京都文化博物館 別館
- ごはんとカフェとお酒 日常茶飯(夕食)
- hotel tou nishinotoin kyoto(ホテル)
両足院
スーツケースを置いてまずは両足院へ。KYOTOGRAPHIEの赤い旗が街中のアクセントにもなり、分かりやすいです。
去年は杉本博司の展示を見にきた両足院で、今回はどう展示するんだろう?と来たら思いもよらない展示方法でした。それぞれにお坊さんの存在を感じるようでした。そして真横からは庭園が見えるつくりでした。
茶室にも展示してあったので、初めて入りました。良い眺めです。
そわか(ランチ)
ランチは両足院から徒歩で8分、祇園にある宿泊施設「そわか」に併設されている「ラ・ボンバンス祇園」へ。一汁三菜コースの魚を選びました。夜のコースを手軽に楽しめるミニコースは前日までの予約で食べられるそうです。そちらも美味しそうでした。
スタッフの方が気さくで、KYOTOGRAPHIEについていろいろ教えてもらいました。本当に京都のお店の方はおもてなし上手というか、お迎え上手というか、フワッと懐まで入ってくる感じが好きです。東京だと探り合いを感じてしまう。
京都市美術館 別館
バスで「京都市美術館 別館」へ。ここではアーヴィングペンの展示を見ます。圧倒的な量の写真が展示されていました。人物ポートレートを見るのは初めてかもしれない。そして物撮りはやっぱり最高にかっこいいです。
琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン
続いて歩いて「琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン」。遠くから見ると四角いチョコレートのようにみえますが、写真は海で拾ったゴミです。「人魚の涙」というタイトルで、奥に流れている川の音と相まって、心が痛い。
思文閣
KYOTOGRAPHIEの会場ではないですが、前から気になっていたのと、コース上にあったので寄ってみました。敷居が高そうな思文閣。思いきって入ってみたら、若い女性スタッフの方が丁寧に説明しながら見せてくれました。素人の私でも「おおっ」と唸るほどの花器や絵や工芸品がありました。銀座の方にもあるので行ってみたいです。
思文閣がある通りは古美術のお店が並んでいます。どれもウインドウの飾りが素敵でした。そのうちのひとつ。そうやって街を歩くのも楽しくて京都ではついつい歩きすぎてしまう。
y goin
「予期せぬ予期」
Sfera
「SHINING WOMAN PROJECT at KYOTOGRAPHIE 2022」
ASPHODEL
Prince Gyasiのものすごいパワーの写真でした。写真は携帯で撮っているそうです。強い太陽の色を感じました。
ZEN CAFE(一服)
京都はうっかりすると歩きすぎるので気をつけているけど、やっぱり夢中になって歩いてしまう。祇園四条にある「ZEN CAFE」で一服して足を休めます。ZEN CAFEは老舗和菓子「鍵善良房」のカフェです。甘いものが体に染みわたりました。和菓子切の先が濡れて食べやすいようにしてあって心遣いを感じますね。一人掛けの席で、テーブルの前には本棚がありました。落ち着いて篭るような空間が良かったです。
京都文化博物館 別館
京都文化博物館 別館ではGuy Bourdin の展示。今回の(といっても初めてだけど)写真展は背景色をわかりやすい色にしているのかしら?それか背景色も合わせて作品なのかしら?
ごはんとカフェとお酒 日常茶飯(夕食)
本日の一汁三菜定食
夜ご飯は京都文化博物館の斜め前にあった「ごはんとカフェとお酒 日常茶飯」。東京にあったら毎日通いたいくらい美味しいお店でした。夜の定食ってなかなかないから嬉しいです。「本日の一汁三菜定食」は確か900円。良心的すぎるので、食後にゆず茶も頼みました。満たされた。そういえばお昼も一汁三菜だったわ。
バスでホテルへ戻ります。
hotel tou nishinotoin kyoto(ホテル)
今回は駅に近いhotel tou nishinotoin kyotoに宿泊。エントランスの銅の印象がwebサイトの色使いからも伝わってくるのだけど、サインはもちろん、アメニティも細かいところまで徹底していました。大浴場があるのもありがたく、1日2万歩歩いたので体にしみわたりました。
「KYOTOGRAPHIE② 烏丸+出町」はこちら
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